今日は少しまじめな話です。
先日、友人と一緒に都内のとある墓地の猫たちを撮ってきました。
「とある」と書いたのは、私のささやかな気持ちです。
*すでに猫が多いことで有名な墓地なので、ご存知の方も多いかもしれません。ただ有名になることによって猫好きの人が差し入れに来る一方、捨て猫、あるいは毒を盛られて変死する猫が続出した事件が過去にあったようです。

ボランティアでごはんを差し入れる方たちが何人かいるそうです。たまたま会ったこの男性は仕事が休みの日に電車でやってくるとのこと。

決まった場所でごはんをあげます。それぞれの猫たちのテリトリーがあるため、複数の場所を順番に回り、それぞれのグループの猫たちに差し入れをしているそうです。
▼左の猫は白黒グループのお母さん猫。子どもたちがみんな食べ終わるまで、けっして自分は食べないそうです。そこへいきなり右のコ(グループのメンバーではないらしい)がやってきて、「あたしも食べたいんですけど!」とアピールしています(^^;) もちろん、そういうコにも男性はあとで振舞います。
私たちもフードを持参していましたが、結局ここの猫達のことをよく知っている人からもらうほうがいいだろうと思い、男性に託しました。

ボランティアの人たちは、ちゃんと猫たちが食べ終わるのを見届けます。
そうでないと、墓地にいるカラス(けっこうな数!)がごはんを奪いにきます。
ただ奪うのではなく、猫に攻撃をしてひどい怪我をさせたりもするそうです。
食べ残しのごはんは持ち帰ります。カラス対策と、それから公共の場への配慮です。

性格にもよりますが、驚くほどなついている猫ちゃんも。
このコはず〜っと膝の上にいて、なかなか下りようとしませんでした。

墓地の猫たちは、捨てられた子、そしてここで生まれた子、さまざまのようです。
ボランティアの人たちのおかげで、意外とみなふっくらしています。
しかし、手が悪い子、片目が悪い子、背中にケガをしている子……、
けっしてみんな、ここで安心して暮らしているわけではないと思います。
あたりまえですが、ごはんだけあれば満ち足りるわけでないんですよね。

外猫たちを見かけるたび、そして外猫たちのことを考えるたび、私はなんとも言えない気持ちになります。保護活動をしている個人や団体にささやかな寄付をすることぐらいしか、実際にはできていません。なるとたちからもらっている幸せを、外の猫たちへ少しでもお返ししたい気持ちはずっとあるのに……。
*写真ブログでも猫たちの写真を載せました。「過ぎゆく光」は
コチラ。